今年の6月5日、和食器のお店 Soil浅草をオープンしました。
オープン時は、当日までバタバタと準備に追われ。たくさんの方たちに助けられ、励まされ、そして、お祝いしていただきました。人の優しさや温かさを全身に浴びて、ただただ、感謝でいっぱいの瞬間だったように思います。
オープン前の数日間、夜中まで作業していた時のBGMは、Apple Musicまかせにひたすらミスチルを流していて。学生時代の甘酸っぱい記憶や仲間と過ごした日々、夏フェスの思い出など。耳に馴染んだメロディに導かれ、ちょっと大げさですが、走馬灯のように。過去の場面が次々と思い出され、今振り返ると恥ずかしいくらい…我ながらセンチメンタルな気分に浸っていました。きっとお店を始めるということに、酔いしれていたのでしょう。
それから半年が経ち、今日はオープンから6か月の記念日です。
コロナ禍でのゼロスタートは、思うようにいかないことが多々あり。模索し、葛藤し、苦悩することが多い日々で。まだまだ出口の見えない閉塞感は続いておりますが。
先日、テレビで偶然ミスチルが演奏する新曲が流れ、画面に映った「可能星」という歌詞を目にした時、心がブルっと震えるようなざわつきがありまして。それは、フレーズのカッコ良さに痺れる感じと、何か自分へのメッセージ的な。とらえようのない、ポジティブな何かを、心がキャッチしたような。以来、モヤモヤしていた気持ちが少しずつ解放的に、前向きに動きはじめてくれているようでして。
正解がわからないことに、ちまちま悩んでいても仕方がないので。とりあえず、今できることを、コツコツ積み重ねてみようかと。
と、いうことで(前置きが長くなりましたが…)、ブログはじめます。
うつわのことや日々のことなど、少しずつ、文字に残していけたらよいなあと思っております。